About Our Lab
私たちは自然界の植物や藻類、微生物が持つ能力を科学的に理解・解明し、その能力を利用した環境保全・浄化、排水処理、資源の循環利用、バイオエネルギーの生産、新しいバイオ資源の生産に関する技術の開発を行っています。この生物利用技術を利用して、「人間と自然が共生する都市・環境づくり」に取り組んでいます。
最近では、一種類の生物ではなく、異なる機能を持つ生物種の相互作用に着目して生物共生系や生態系を創り、生物機能を高めた環境保全・排水処理や資源・エネルギー生産の研究を進めています。
たとえば、植物や微細藻類は太陽光を利用した光合成によって大気中の二酸化炭素を固定して、燃料(エネルギー)の原料やプラスチックに利用可能な有機物を生産することができます。また、植物や微細藻類は、排水中から汚濁物質も除去することができ、「環境保全・排水処理」と「資源・エネルギー」生産を同時に行うこともできます。
このように、私たちは生物機能を利用して、SDGs(持続可能な開発目標)達成につながる研究に積極的に取り組んでいます。

トピックス
TOPICS
- 2025年7月10日(木)・11日(金)・北海道大学に開催された環境バイオテクノロジー学会2025年度大会 JSEB2025において、D2学生 Karnjanaさんが「Functional characterization of bacteria associated with three Lemnaceae species」の研究発表をしました。
- 2025.3.17-19 第59回日本水環境学会年会に参加しました。
- 2024.11.12-16 The 12 ICDRAで研究発表しました。
- ベストプレゼンテーション賞と学会賞を日本水処理生物学会第60回(姫路)大会において受賞しました。
- 2024.11.1-3 日本水処理生物学会第60回(姫路)大会で研究発表しました。